
漢字を偏や冠、つくりで分解したり、擬人化したりして覚える方法がある。小学生でも覚えやすいクイズ形式にした「雨ヨ、雨ヨで何が降る(=雪)」。また「人という字は、人と人が支え合って…」と書けば、長い髪をかき上げる仕草と独特の言い回しが脳裏に浮かぶ諸兄も多いだろう。
この代表格に「立+木+見=親」というものがある。木の上に立って、子どもの成長を俯瞰するという意味だが、最近では、親が立つ&子どもを立てる場所が違う?と感じることが多い。
そのひとつは「同じ目線に立てる」こと。子どもの自主性を尊重する観点では好ましいかもしれないが、ペアルックで仲良しぶりアピールをしたり、そこに拘泥しすぎて必要な躾さえもできなかったりと、子どもが進む指標になれないケースだ。
もうひとつは「子どもを木の上に立てる」こと。子どもの立場を上に置き、ヨイショするように振る舞うことだ。電車の中で騒ぐ子どもを「隣のおじさんが怒る」と責任転嫁して叱るケースもこれに当たる。自身の責任で叱れば許容されるにもかかわらず子ども、親自身をも憎悪させる愚行だ。
最近、成人を過ぎた子どもが年長者に辛らつな言葉を吐く姿を「全権委任」と放置した親の姿を目の当たりに。立場上我慢せざるを得なかった年長者の心中は察するに余りある。こうした子どもに対し礼節を教えることは、箸の持ち方と同じ、優先されるべき躾で、子どもが何歳になろうが親の責務だ。 (蔵)
北海道のガソリン価格予想
7月14日(月)から7月20日(日)まで
価格上昇
上昇のあと、徐々に下げ方向で
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07月15日付ヘッドライン
■札幌に水素を供給 製造や輸送など検討へ 推進協議会が初会合 |
■脱炭素に省エネ不可欠 伊藤忠エネクスがウェビナー |
■「分解整備」の技能習得 札石燃協・札危協が技術研修会 |
■サービス好評、ドラスルに勢い AIXセルフ西岡SS |
■アピール強めタイヤ拡販 東日本宇佐美羊ケ丘ニュータウンSS |