企業CI示すロゴ看板
地域での役割も大きい
2017.4.5
 あと2日で新しい年度を迎える。三寒四温の諺どおり、道内の一部地域では季節はずれの雪に見舞われた。春の訪れはSS業界にとって冬の特需のゴールだが、観光では本道のポジティブな良さを感じられる季節の幕開けだ。

 新年度は、就職や転勤などで多くの人が新天地での生活をスタートさせる時期。その第一歩となるのは、生活の拠点となる住まいを決めることであろう。右も左も分からない初めて暮らす場所で、土地勘を養う手助けとなるのはランドマーク。駅やバス停、スーパーはもとより、津々浦々に存在し系列ごとに全国で統一したマークを持つコンビニエンスストアもそのひとつだ。

 最近、車でたまたま通る道で違和感を覚えることがある。理由に気付くまで時間を要したが、昨年9月に統合したサークルKサンクスがファミリーマートに衣替えし、ロゴ看板を変更したことだった。付近に暮らしていれば、休業の告知などで把握もできようが、時々通るという程度であれば、突然変わったように感じるのも当然だ。

 明後日、JXTGエネルギーが誕生し、時期は未定であるが、これまで慣れ親しんできた橙色や青色のロゴ看板が統一される。広大な北海道の地方部では「○○の看板の角を曲がって」と道を覚えたり、観光客が自身の居場所を把握する目印にもなるSSのロゴ看板。企業におけるCIを示す重責を担うのみならず、利用客や付近を通る一般市民にとっても重要な役割を担う。 (蔵)


北海道のガソリン価格予想
4月29日(月)から5月5日(日)まで
価格下降
仕切り価格値下げのため

04月30日付掲載予定

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