ダイテック北海道事業所長 中西 勇人氏
水素がSS業界の福音に
2017.4.15
 昨年10月に、ダイテック北海道事業所長に就任した中西勇人氏。年齢を感じさせない若々しさ、柔和な笑顔と軽妙な語り口が不思議な魅力を感じさせる。

 旧JX系SSにおけるPOSシステム、勘定系でトップシェアを誇るダイテックでの道内勤務は20年を超す。そこで培ってきた知識と経験は豊富だ。石油業界について「未来のない業界だと言われるが、SS数の減少によって1SS当たりの販売量は以前と変わっていない。淘汰が激しい他業種と比べ、恵まれているのでは」と話し、将来のSS利用客になる若者の車離れについても「決して車嫌いではなく、経済的にゆとりがあれば乗りたいと考えているはず」と言う。

 業界の内外を問わず幅広い人脈を築くが、その秘訣は「会う人すべてを先生だと思うこと」だとか。そんな中西氏にとって、3歳になる愛娘も先生の一人。

 娘さんは、生まれてから現在までの経験に基づく知識で「水族館の鮭は、普段食べている切り身の状態で泳いでいる」と考えていたそう。これを間違いだと教えることは必要だが、固定観念を持たずにフラットな視点で物事を捕まえる発想力と考え、それを自らの知識にプラスすることで多角的な判断を可能にするとともに、自分も他人に何か提供したいと考えるようになったという。

 また、石油業界の今後について「燃料電池車(FCV)の受け皿となる水素ステーションの建設がどんどん進んでいけば、水素がSSに新たな需要をもたらす福音となっていくはず」と話し、そう遠くはない未来に目を据える。

 なかにし・はやと=昭和46年8月18日生まれ、札幌市出身。平成3年ダイテックに入社。2年間の岐阜転勤を除き本道で歩みを進めてきた。家庭では1男3女の良きパパ。趣味は仕事にも役立つというゴルフやプロ顔負けのボウリング、さらには家族と連れだっての本格的なキャンプ、日々の疲れを癒す秘湯めぐりと多岐にわたる。


北海道のガソリン価格予想
3月16日(月)から3月22日(日)まで
価格下降
緊急的激変緩和補助金で

03月15日付ヘッドライン

■道内各市場で即刻転嫁 空前の値上がりに対応
■大規模停電想定し燃料供給支援訓練 道経産局と陸自北部方面隊
■コスト転嫁 徹底確認 北石連が全道理事長会議
■「小樽エネルギー」を設立 北海道エネルギーと杉商が共同出資
■車販を油外の柱に 系列専門店との連携強化 出光リテール百合が原SS