今月15日の上川北部石協通常総会で、5期10年に及んだ園部一正理事長からバトンを引き継ぎ、9代目理事長に就任した。その際のあいさつは「使命を全うすべく、微力ながら全力を尽くしたい」と、言葉少なく型どおりの抱負を述べるにとどめたが、「常本丸」の羅針盤には、いささかのブレもない。
今、最も重視しなければならないのは「組合員の経営安定化」だという。まずは需要の減退に低マージンの常態化が追い打ちをかけて疲弊の極にある経営の立て直しが急務となるが、その術を「官公需の拡大」に求める。
通常総会で申し合わせた官公需委員会の新設も、そうした考えに基づく新理事長としての初仕事。これまで必ずしも活発とは言えなかった総務・経営・防犯災害対応各委員会と密接に連動させ、名寄市だけとなっている共同受注先の拡大を目指すつもりだ。
「各自治体と災害時協定を締結しているが、そもそも災害が少ない地域で、自治体が本気で考えているのか疑問。ただ、これだけは早急に、しっかり取り組んでいかなければならない。受注が増えれば、組合員の経営も潤うことになる」と語気を強める。
このほかにも適正市況の構築や後継者・人手不足対策なども「喫緊の課題」と位置付け、知恵を結集していく考えだ。
明朗闊達、歯に衣着せぬ語り口が大きな魅力となっているが、実は「愚直」という言い回しが大好きなのだそう。冷静な分析に基づき、小さなことからコツコツと積み上げていく「ちりつも作戦」を真骨頂とする堅実派でもある。
つねもと・てるや=昭和33年(1958年)10月3日生まれ、名寄市出身。58年に北昭産業に入社し、常務、専務を経て平成20年に代表取締役社長。上川北部石協では平成9年から副理事長を務めてきた。石油協会総務委員、全石連官公需部会委員、北危連副会長など要職も数多く、今は多忙な毎日を送る。
北海道のガソリン価格予想
6月1日(月)から6月7日(日)まで
価格上昇
仕切り上昇分転嫁、底上げへ
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05月30日付ヘッドライン
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