10月25日、道内石協では初となる函館石協の青年部会「青友会」が発足し、その初代会長に就任した本間和幸氏。
自身も昭和61年、26歳の時に父親が経営する平和石油に就職し、33歳の時に跡を継いで代表取締役社長に就任。青友会の若手会員と同様、若くして会社経営に携わった経験を有する。
間もなく就任から四半世紀が過ぎようとしている歩みを振り返り「いくつかのつらい波が押し寄せた」と言う本間会長。最も大きな波を「規制緩和が進んで収益が上がらず、人員を減らす必要に迫られたこと」だと述懐する。
現在、石油業界では人手不足が大きな問題となっているが、本間会長も社長として自ら「1日の半分を現場に出ている」とし、「中小企業であれば、プレイングマネージャーとして働くことは避けて通れない」とも話す。
また、青友会の会員や石協の若手組合員を「収益が上がらず苦労しているだろうし、親である先代から経営を承継したのであれば親子ならではの苦労もあると思う」と慮りながら「苦労はあったが3人の子どもを無事に育て上げることができた石油業界に対し感謝の思いも持っている」とも話す。そんな思いが初代会長への就任要請を受諾させもした。
青友会については「下部組織として組合に近い場所で活動できる場。互いの信頼関係を築き、マークを超えて切磋琢磨できる人間関係をつくっていきたい」とし、また、同じ生業を営む後輩には「個人的に」と前置きした上で「社員との強い信頼関係の中で自社の経営計画を立て、厳しい業界の荒波を乗り超えていってほしい」と話す。
ほんま・かずゆき=昭和35年(1960年)6月7日生まれ。趣味は、伝記や経済書などのほか、最近では100年以上前に著された「代表的日本人」が印象に残ったという読書で、たまにする「暗誦(あんしょう)」をストレス解消法としている。
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