「幸せ」って何だっけ?
思考1つで変わるもの
2017.5.15
 先日、電話でよた話をしていた友人に「幸せって何だっけ?」と真面目なトーンで問われた。返答に迷いながら、昔のCMと同じフレーズだったので「ぽん酢しょうゆのある家じゃね?」と思わず混ぜ返したが、電話を切ってから深く考え込んでしまった。

 幸せという言葉を辞書で引くと、最初に「良い巡り合わせ」と出た。実は冒頭の話の答えで「満ち足りていること」と迷いもしたのだが、それは「幸福」の意味するところ。的外れに答えなくて良かったと胸をなで下ろした。そして幸福の「福」は「運の良いこと、幸運、幸い」と記されており、満ち足りた幸福な暮らしには「運の良い巡り合わせ」が必要なのだろうかと考えた。さらに運は「人知では計り知れない身の上の成り行き」と記されるとおり、直接的に変えられないため道具や風水などを取り入れて良くする方法を実践する向きもある。

 しかし、巡り合わせの方は考え方ひとつで変わるのではなかろうか。極端な例だが、歩いている途中で石につまずいて転ぶと不幸だと考えるのが一般的だが、転んだその先に散歩中の犬(のマナーが悪い飼い主)が残したものを転んだことで避けられたとしたら、一瞬にして幸せな出来事に変わるであろう。

 「幸せ」の語源を偶然性の高い2つの出来事が1つになるという意味の「仕合わせ」だとする説がある。不幸を運のせいにして諦めることなく、ポジティブに捉えることこそが「幸福」を呼ぶ秘訣なのだろう。  (蔵)


北海道のガソリン価格予想
7月28日(月)から8月3日(日)まで
価格上昇
上昇のあと、徐々に下げ方向で

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