チーム力で華麗な演舞
よさこいで見えるもの
2017.6.15
 札幌に初夏の訪れを告げるイベント「よさこいソーラン祭り」の大通公園会場で、特別観覧席やステージが設置されていた。熱心なファンというわけではないが、心躍るものを感じた。

 多くは、地方車(じかたしゃ)やステージ袖からの威勢の良い掛け声とソーラン節も取り入れた音楽に合わせ、大人数が華麗な演舞を繰り広げる様子を想像するだろう。しかし、ルール上ではチーム人数に下限はなく、過去に家族で編成した少人数のチームがテレビで取り上げられていたと記憶している。

 大人数のチームであればメンバーを数ブロックに分けて異なる振り付けをコラボさせたり編成を変えたりするほか、のぼりや旗を振るなどの方法で演舞に幅を持たせることも可能だが、少人数のチームでは、一人ひとりが全身を使って表現しなければ大人数のチームにも負けない演舞にすることは不可能だ。

 また、士気の高揚に不可欠なチームワークも同様で、仮に、チームの1人が体調不良などの理由ではなく「本当は上手く踊れるけど、踊りたくないからみんなで頑張ってね」などと一方的に宣言したとすれば、チームの士気がガタ落ちし、少人数のチームでは致命傷ともなる。

 この話、人手不足が叫ばれて久しいSS業界だけではなく、少人数の企業などにも置き換えられるだろう。チーム全員が持てる力を発揮し、互いに助け合いながら無理をせず、よさこいの演舞に負けない最高のパフォーマンスを発揮する必要がある。 (蔵)


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04月30日付掲載予定

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