傍若無人な若者の愚行
社外行動も勤務評定に
2017.6.20
 普段は乗る機会のない昼間の地下鉄に乗車した。空席がある車内での若者の「席の座り方」が気になった。

 札幌の地下鉄は両側の窓に背を向けて1列に座る「縦座席」と呼ばれるもので、座面1人分ごとにくぼみがついている。また、身体の不自由な人や高齢者に向けた専用席もあるが、全員が座れるとは限らない。

 そのような中、途中の駅から乗車した70~80代と思しき女性が2人。乗車口横の一般用の空席1つを譲り合って座った横で、紺色のスーツを身にまとった20代前半のビジネスマンが両脚を広げて2人分の座席を占拠。足元にはビジネスバッグを置き、我関せずと言わんばかりに見ないふりをし、ヘッドフォンをしてスマホの野球ゲームに興じていた。その傍若無人な振る舞いに怒りを通り越し、呆気にとられた。ちなみに、少し離れて座る自身がゲームの種類を判別できたのは、画面が床と平行になるほど前屈していたためで、足を大きく開かなければ取れない姿勢だったからだ。

 服装や所持品から勤務中の移動であることは明らかだが、誰かがスマホを使って写メを撮り、SNSで会社名もろとも拡散される恐れもある愚行と言える。

 社外での行動も会社の評価につながるご時世。社章付きのスーツや社名が入った仕事着の着用時は、一人ひとりが動く広告塔であることへの自覚を促すため、電車や自家用車での振る舞いや車の違法改造も含む姿形までをも含め、勤務評定に加える荒療治が必要なのかも。   (蔵)


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4月29日(月)から5月5日(日)まで
価格下降
仕切り価格値下げのため

04月30日付掲載予定

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