
一部を除き道内主要市場は軟調ながら比較的安定した市況を形成しているが、そうしたことを受け道内35市の燃料油納入価格はレギュラーガソリン、軽油が小幅値下げ、据え置き中心、灯油、A重油が小幅値下げ中心で推移している。今月26日現在の本紙調査によると、レギュラーガソリン35市平均価格は121円78銭。前回6月6日調査比で53銭値下がりした。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油 今月26日現在のレギュラーガソリン35市平均価格は、前回6月6日調査時点から53銭値下がりして121円78銭。
軟調ながら比較的安定した市場動向を受けて3分の1を超す13市は全油種の価格改定を見送っており、何らかの改定を行った22市でも、2市が1円から1円50銭までの幅で値上げ、9市が30銭から4円63銭までの幅で値下げしたが、残る11市が価格をそのまま据え置いたことから、動きは小幅にとどまった。
ただ、生活圏域別に見ると、市場が大きく乱れた函館など道南圏は値下がり中心、一方で市況をほぼ維持した道央圏の北部(空知)や道北圏は据え置き中心となり、各市の対応には地域差が顕著に現れた。
35市最高値は稚内の130円、最安値は芦別の116円で、その差は前回と変わらず14円。
軽油もほぼ同様で、2市が値上げ、10市が値下げ、10市が据え置いたことから、35市平均価格は前回調査を52銭下回る107円22銭となった。
■ 灯油・A重油 灯油は、価格改定時期と重なる19日にコープさっぽろが2円値下げしたことなどを背景に、17市が1円から2円までの幅で値下げ、残る5市が据え置いたことから、35市平均価格は4油種の中で最も大きい75銭の値下がりとなり、70円を割り込む69円61銭となった。
A重油も同様。3市が納入を中止しており、32市平均価格は前回を49銭下回って70円を割り込む69円63銭だった。
北海道のガソリン価格予想
9月15日(月)から9月21日(日)まで
価格上昇
値戻し
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