全道的に車販や買取に注力するSSが増えてきている
燃料油需要の減退、低マージン化が進む中、多くのSSは収益確保の柱を油外にシフトしてきているが、とりわけ車の販売、買取に注力するSSが増えている。売値の2、3割になるという車販の収益性の高さも大きな魅力だが、車検やメンテ、リペア、保険などへの「連鎖」にも活路を見出しているようだ。消費増税の駆け込み需要を見込んでいた自動車メーカの新型車攻勢によって代替需要の高まりも期待されるなど、追い風が吹いている。
少子高齢化や若者の車離れなどを背景に、車販や買取も将来的には市場の縮小を余儀なくされると思われるが、第1次エコカー減税・補助金、第2次エコカー減税によって大量に販売された新車の代替需要が増大。また、消費増税の駆け込み需要を見込んでいた自動車メーカーの新型車攻勢によって、さらなる代替需要の高まりが期待されるなど、今は強い追い風が吹く。
燃料油需要の減退や低マージン化から、収益確保の柱を油外にシフトする多くのSSでも、そうした状況を受けて車販や買取に注力するところが急増している。
車販の魅力は、何と言っても売値の2、3割になるという収益性の高さにあるが、車検やメンテナンス、リペア、保険などへの「連鎖」が見込まれ、トータルで考えれば収益確保への大きな力になることが期待される。
一方で買取も、良質車は再販に回せるほか、粗悪車や過走行車でも解体業者を対象としたオークションに出品し、海外バイヤーが相場を上回る高値で落札したという例も少なくない。
昨年から本格的に事業展開しているという道央圏のSS所長は「それまで車検に力を入れていたが、その際、顧客から車を乗り替えたいという声が多く聞かれた。需要は多いと思う」と話し、全力投球していく構え。同じく道央圏の石油販売業者経営幹部も「法人からの引き合いが多く、業績は上向き」だと言う。
疲弊を余儀なくされているSS経営。車販や買取が現況打破への起爆剤となるのか、その先行きに耳目が集まる。
北海道のガソリン価格予想
4月13日(月)から4月19日(日)まで
価格上昇
仕切り価格上昇のため
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04月15日付ヘッドライン
■燃油2030年度9118万klに 26~30年度石油製品需要見通し |
■道内SS1623カ所 1月末現在 |
■手続きの迅速化要請 中東情勢受け消防庁 |
■車選び、予算決めに苦労 「初めてのマイカー」でソニー損保が調査 |
■油外好調 今年も「多忙な毎日」 前側石油DDセルフ戸倉町 |