至る所に潜むパワハラ
細心の注意払い回避を
2017.9.25
 最近「飲みにケーションがパワハラを増やした」という表題のコラムを目にした。その発端は、あるビール会社がシェア奪還に取り組む姿を取り上げたドキュメント番組で放映された、居酒屋で上司が部下を叱咤激励するシーン。

 偶然、リアルタイムで放映を見ていたこともあって興味が湧いたのだが、ネット上には「パワハラじゃね?」「説教は、お酒を飲まずに会議でやれや」などと、否定的なコメントも多くアップされていたようだ。

 コラムでは「パワハラ抑止に効果があるという調査結果もある飲みにケーションを敬遠する人が増える」ことを懸念していた。お酒の有無を問わず、仕事を離れた場でのコミュニケーションは基本的に上司が設け、部下が参加するという構図が一般的と思われる。諸兄は自身の職場で飲み会が決まったらどのように感じるだろうか。

 自身の「飲みにケーション経験」は多くない。理由は前職時代の飲み会の多くが「過去の武勇伝を語られ、上司風を吹かされる」「誰か1人が笑いのネタの餌食にされる」状況に辟易とし、ハンドルキーパー役でお酒を回避していたためである。

 往々にして何かを「した」側はその行為を忘れ、「された」側は覚えているもの。このことは売る側と買う側、すなわちお客と店員という公的な立場でも同様の関係が成立する。飲み会や仕事といったシチュエーションの別を問わずパワハラを与えないよう細心の注意を払い、回避することが必要なのだろう。   (蔵)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

05月10日付掲載予定

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