身の丈に合う選択必要
運転にも技術と品格を
2017.9.30
 取材で道内各地にお邪魔させていただく機会が多くなり、自身の取材車は、受け持った時点で走行距離が7万km弱だったが、1年半を待たずに6桁(10万km)に乗った。

 そのような状況を「営業車みたいだね」と友人にからかわれる始末。多くの皆さんと出会うという意味では、営業も取材も同じだが…。

 そのような中、出会いたくないものがある。それは、運転する機会が多くなればなるほど高まる事故のリスクをさらに高めてくれる、マナーが悪い&ドライビングテクニックが未熟な車。

 あくまで主観だが、多く目に付くものとして主に札幌を中心とした都市部のタクシー、さらに(貧乏人のひがみではなく)車種では最近の主流となっているSUVやセダン。メーカーでは「人」や「4つの扇で描いた2色の円」が鎮座したエンブレムの輸入車、「L」の文字が記された国産メーカーの海外展開車などだ。

 生業として運転するタクシードライバーの傍若無人な振る舞いは言語道断。後者は図体のデカさにものを言わせて周囲を威嚇したり、逆に大きさを持て余してもたついたりと「運転技術という身の丈に合わない車を選んでいる?」と下衆の勘ぐりをしてしまう。

 ものの如何を問わず身の丈に合わないことで無理が生じるのは自明。こと車に関しては生活を優先し、ほしい車を諦める人も少なくない。皆が羨む車を所有して運転するならば、羨望を失望に変えない技術と品格をあらかじめ兼ね備えるべきだ。 (蔵)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

05月10日付掲載予定

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