今年のプロ野球は全日程を終えた。道民球団の日本ハムファイターズは、昨年のリーグ優勝&日本一から一転してBクラスの5位に終わり、常に勝ち続けることの難しさを痛感した。同時に、栗山監督が「選手は頑張っている。責任は自分にある」と終始一貫して言い続けたことが印象に残った。
また、札幌ドームでの大谷選手の今季先発最終試合。来シーズンに海を渡る気配が濃厚な仲間に有終の美を飾らせたいとの思いからだろうか、チームが一丸となって勝利を収めたことも印象に残った。
後半戦では若手が頑張りを見せ「おにぎりポーズ」が誕生するなどの明るい兆しも見えたが、チームが不振の時は全体のムードが沈み、必勝パターンどころか勝てる兆しが見られない試合も多かった。
仮に栗山監督が不振の理由を「選手の努力が足りない」とか「ケガをした選手が悪い」などと、すべてを選手に転嫁していたら、終盤のチーム一丸となった試合もなかっただろう。
これは会社もプロ野球チームも同じだ。監督であるはずの経営トップが業績不振の責任を選手たる従業員になすりつけ、不振の打開策のみならず人手不足に伴う業務負担増までを何の見返りもなく求めれば、モチベーションが下がるのは自明だと言わざるを得ない。
これはあるコラムで「沈む会社」の特徴として挙げられていたものだが、「そんなことはない」といった反論を期待すると同時に、ベンチの末席に座る自身の向上の必要性も感じる。 (蔵)
北海道のガソリン価格予想
5月13日(月)から5月19日(日)まで
価格上昇
一部に値戻しの動き
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05月20日付ヘッドライン
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