思わぬ所で起こる事故
客観的に見る目で防げ
2017.10.15
 車で出勤していた時の、信号待ちでの出来事。何台ものパトカーが付近に停車していたので何事かと思って見てみると、ワゴン車が横転した事故の現場だった。

 その前日、道北へ取材に行き、あるSSの前で信号待ちをしていた時のこと。突然聞こえてきた、車が何かにぶつかったときの「ボコッ」という独特の音。衝撃がなかったので自車ではないと思いつつ道路を見回したのだが回りに車は1台もなく、「まさか」と思ってSSを見ると、後部を計量機にぶつけた状態で斜めに停まったHV車。運転していた女性が車を降り、スタッフに何かを言っている様子を見たところでその場を離れた。

 ワゴン車の方は車体に大きな傷もなく、片輪だけを乗り上げ、右に90度転がったように見受けられ、HV車の方は「何でそこでバックしたの?前のスペースには余裕があるから頭も振れるし、その車ならバックカメラが装着されているだろうに…」とツッコミを入れたくなるものだった。「事故の責任はあなた達にある」とでも言っているような女性の剣幕だったが、スタッフの心中を思うと…。

 往々にして事故はそのような状況で発生し「自分には関係ない」と油断してしまうこともまた然り。「傍目八目」と言われるように、他人の目線の方が的確に物事を把握できることも事実。過去の首相が退任会見で「私は客観的に自分を見られる」と言ったそうだが、自身の行動を常に客観的に見て、防ぐことが必要なのだろう。   (蔵)


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4月29日(月)から5月5日(日)まで
価格下降
仕切り価格値下げのため

04月30日付掲載予定

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