
道内35市の石油製品納入価格は、半数に近い15市が9月中の改定を見送ったことから小幅な動きとなっていることが今月2日現在の本紙調査で明らかになった。レギュラーガソリンの35市平均価格は、前回9月1日調査を33銭下回る121円18銭となるなどガソリン、軽油は値下がり、一方で灯油、A重油は値上がりしている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油 前回9月1日現在の調査以降、15市が価格の改定を見送っている。
レギュラーガソリンは残る20市のうち士別など4市が富良野の7円を最大に値上げ、滝川など4市は価格を据え置いたものの、札幌など道央圏やその周辺を中心に12市で江別の4円を最大に値下げしており、35市平均価格は前回を33銭下回る121円18銭となった。
最高値は、消費税込みであれば139円ほどになる士別、紋別の129円、最安値は岩見沢、三笠の115円で、その差は14円。前回よりやや開いた。
軽油もレギュラーガソリンと同様に4市が値上げ、4市が据え置き、12市が値下げ。35市平均は前回を28銭下回る106円41銭で、最高値は士別の116円、最安値は芦別の90円90銭だった。
■ 灯油・A重油 灯油は江別が1円、滝川が2円の値上げ、一方で札幌が1円、旭川が10銭の値下げに動いたほかは価格を据え置いた。35市平均価格は5カ月ぶりに前回を08銭上回って68円56銭。最高値は稚内の78円、最安値は札幌の49円20銭となっている。
A重油も灯油とほぼ同様の状況で、35市平均価格は前回を17銭上回る68円43銭だった。
北海道のガソリン価格予想
4月28日(月)から5月4日(日)まで
価格下降
値戻し後の下げ基調
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