函館石協に青年部会
業界発展へ斬新さ結集
2017.11.5

函館市内のホテルで執り行われた青友会の発足式
 【函館】函館石協(渡邉宏海理事長)の下部組織で、道内石協では初となる青年部会「青友会」の発足式が10月25日、函館市内のホテルで執り行われた。石油業界の次代を担う経営者や後継者が相寄って情報交換や信頼関係の構築に努め、「斬新」な感覚と積極的な行動力をもって会員相互の啓発を図り、業界の発展向上に寄与することを目的とした同会。発足に向けた動きの中で新たな取り組みも進めており、今後の活動や道内への広まりが期待される。

 発足式では冒頭、渡邉理事長が祝辞を述べ、中で「全国の石協で設立されている青年部会を立ち上げたいという組合員の声を受け、若い人達の要望を取り入れる必要性を感じると同時に、若い組合員同士の交流を深めることが大事と考えた」と設立の経緯を紹介。さらに発足への協議を進める中で、各社で異なっていたタイヤ交換工賃の統一への取り組みをすでに始めていることや、一般ユーザーに向けて展開している「満タン運動」の管内自治体への申し入れを行うこととし、第1弾として翌26日に北斗市での要望活動に併せて行うことも報告し「今後の活躍を期待する。頑張ってほしい」と締めくくった。

 続いて、初代会長に就任した本間和幸氏(函館石協副理事長、平和石油社長)が「業界再編が進み、エネルギーが他にシフトしようとする厳しい環境の中、交流を深め、互いに切磋琢磨しながら積極的に活動を進め、夢と希望を持てる業界にしていこう」などとあいさつした。

 その後、祝宴の中で会員14人が自己紹介。 「同じ商売をする仲間として競争と交流を進めていきたい」 「先代の思いを受け継ぎ、会社や地域を盛り上げたい」と会の活動に向けた思いや「市況も思うように上がらず苦しい状況が続く中、情報共有で良い商売をしたい」「互いの様々な考えを意見し合える貴重な場。発足して良かったと思える会にしていきたい」などとの決意が出された。


北海道のガソリン価格予想
4月28日(月)から5月4日(日)まで
価格下降
値戻し後の下げ基調

04月30日付ヘッドライン

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■価格高騰、車離れで油販苦戦 アプリ会員増加に注力 前側石油東北通SS
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