
本道の平野部にも初雪の便りが届いた。今年の全道的な初雪は季節外れ?の選挙の翌日に、季節外れの台風とともにやって来た。
強風が吹くと思い出すのが「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺。一見すると関係がないと思われる場所や物事に影響が及ぶことの例えである。
政権与党が圧倒的勝利を収めた今回の選挙。突如起きた(起こした?)「風」によるものだったが、帆を大きく広げてその風に乗り、政治という大海原の中心に乗り出そうとしたものの、風向きが大きく変わって当初の想定ほど進めなかった新造船が登場したことはご存じのとおり。
今後の暮らしの「風」がどうなるかは未知数。その向きに興味を持ち続ける必要があることは自明だが、私達の最大の関心事は日々の暮らし。すなわち経営者であれば会社を、従業員であれば毎日の生活を守ることだろう。
資本主義社会は「売上(収入)は高く、仕入(支出)は安く」という原則で成立しているが、会社にあってはこの原則を成立させ得ない状況も見受けられる一方で、4年連続で企業の内部留保が増え続けているという統計結果も報じられている。仮に最大の経費と言われる人件費の抑制でそれを実現しているとすれば、消費者たる従業員が原則に基づき、消費を抑えて自衛することは当然の帰結で、回り回って自社の利益に影響を及ぼす可能性もある。過度の抑制を冒頭の諺と「情けは人のためならず」の精神で振り返る必要があると考えるが。 (蔵)
北海道のガソリン価格予想
4月28日(月)から5月4日(日)まで
価格下降
値戻し後の下げ基調
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04月30日付ヘッドライン
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■価格高騰、車離れで油販苦戦 アプリ会員増加に注力 前側石油東北通SS |
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