社長さんでも僕らでも
忘るべからず思いやり
2018.1.20
 取材で出初式や各団体の新年交礼会にお邪魔させていただいているが、その際に必ず思い出すのが過去に出席した新年交礼会で聞いた「おかげさまの心を大切に」という話。「袖すりあうすべての人への感謝を忘れない」という趣旨で、聞いてから10年近く過ぎた今も自身の指針になっている。

 これは「相手を思いやる心を忘れない」とも言い換えられ、日常生活のみならず仕事上でも重要なファクターとなる。

 初来店の利用客を例に挙げれば、数ある同業他社の中から自店を選んだ「思い」と「縁」とに感謝し、心をこめたサービスを提供すればリピーターになる可能性もを秘めている。

 自身が接客する側とすれば難しく考えがちだが、される側になれば「○○されたらそうなるかもしれない」と想像することは難しくないだろう。そして、このことは接客を提供する根幹の雇用関係にも同様のことが言える。

 あるコラムによると、労働基準監督署が臨検で調査した企業の7割弱が何らかの法律違反をしており、労働時間、時間外手当未払い、条件明示違反が7割弱を占めるそう。また、その筆者が見た違反企業のほとんどが利益至上主義で、従業員の待遇も「二の次」だという。

 この話が諸兄と無縁で「そんなことはない」と一笑に付されると信じているが、万が一にも耳や胸が痛んだ諸兄には「相手への思いやりの心」はもとより、最近よく耳にする「顧客と従業員の満足度は比例」することを思い出してほしい。  (蔵)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

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