情報の多言語化は歓迎
あとは内容の多元化を
2018.3.10
 10数年ぶりにJRの特急列車で函館に向かった。前は日本語と英語だけだったアナウンスに中国語も加わっており、時の流れを感じた。

 場所は変わって札幌の地下鉄南北線。乗車ドア上部に設置される案内表示はすべて液晶モニターで表示するものと、下段にLEDで文字情報、上段にランプで最寄駅と進行方向を示す2つのタイプが存在する。

 最近、後者のタイプが一部車両で更新。LED表示のサイズを拡大し、日本語、英語、中国語に加えて韓国語も表示すると同時に、1色増えて4色表示となった。文字がUDフォントに変わったものの、液晶に押し上げられて縮小された駅名表示とともに見づらくなったことが残念だ。

 残念だったことがもう1つある。冒頭の列車での出来事だが、自身の目前と斜め前に着席した2組の外国人カップル。片方で女性が大声で通話し始め、ほぼ同時にもう片方では音声を流して動画を再生し始めた。それはしばらく続き、いろいろな意味で我慢の限界を超えそうになってトイレに立ち、デッキですれ違った車掌に状況を伝えると「席を変えますか」と対処療法を示され、半ば諦めているのだろうと察した。

 新幹線の開通や外国人観光客の増加を受け、乗換方法を彼らの言語で伝えることは歓迎。しかし、それを何度も伝えるぐらいならば車内でのマナーこそ伝えるべき。郷に入っては郷に従えではないが、互いの齟齬をなくすと同時に、良い旅の思い出づくりにも貢献するに違いない。(蔵)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

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