3社3様無料サービス
顧客維持に凝らす工夫
2018.3.15
 総務省の情報通信白書によると、携帯電話とスマートフォンを合わせた普及率は8割を超えており、そのうちスマホが過半数を占めている。自身も含めスマホユーザーは、老若男女問わず画面をいつも「シュッシュ」しているように感じる。

 そのような中、大手3社がこぞって、ユーザー特典として他業種商品の無料クーポンを提供していることをご存じだろうか。仮に知らないとしても、大手の牛丼やハンバーガー、ドーナツの店などで日頃は目にしない行列を見かけたとしたら、それは提供日の光景。同様のサービスを提供している3社だが、それぞれ特徴が異なる。

 auの「三太郎の日」は、契約期間に応じて特典が受けられる無料会員登録者(スマホ用アプリなどを定額で利用可能な会員登録サービスの有料オプション利用者限定月もある)に向け、年齢を問わず提供している。

 ソフトバンクの「スーパーフライデー」。こちらは全スマホユーザーに提供しているが、25歳以下(=学生と呼ぶ)には個数や期間を2倍に設定している。

 今月からのNTTドコモの「ハピチャン」は、25歳以下の学生限定。彼らの新生活応援として、6月までの期間限定で実施している。
 通信料への上乗せや内容の差に対する恨み節も聞こえてくるが、これらは使用中の番号そのままに会社を変えられるMNP対策としての工夫。しかし、消費者目線で考えれば「超ド級のインパクト」を有していることは、紛れもない事実だろう。    (蔵)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

04月30日付ヘッドライン

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