互いの経験で教え合い
チャレンジの春は如何
2018.3.30
 もうすぐ4月。今年も新社会人がデビューする季節。彼ら世代がパソコンのキーボード操作を苦手とする傾向にあるという話題を耳にした。

 事務処理に不可欠となっているパソコンに、指示する役割を持つキーボード。それとコミュニケーションが取れなければ、何もできないことは自明である。

 スマホひとつで知りたい情報を検索し、動画や音楽、ゲームなどのエンターテイメントまで何でもござれの彼らにとって意外だと感じる向きも多いはずだが、その理由がまさにスマホにあるというから驚きだ。

 スマホ未経験の諸兄に向けて記すと、スマホの文字入力は、1から0の数字に対して「あかさたな…」を割り当てているのは、いわゆる「ガラケー」と同じ。違うのは、あ行であれば1と表示されているキーの長押しで「あ」が中央に、「い~お」の文字が上下左右に表示されて、その方向に指を滑らせて入力する「フリック入力」が一般的であること。

 操作方法が全く異なる上に、キーボードで素早く入力するには、画面を見たままで打つブラインドタッチも求められる。こうした違い、頭の柔軟性に富んだ若者にとっても大きな壁になるだろう。

 今から20~30年ほど前、パソコンやワープロが出始めた頃にキーボードと悪戦苦闘しながらやっとの思いで覚えた諸兄も多いだろう。何事も未体験であれば、できないのも仕方がない。ならば互いの経験で教え合って新しいことにチャレンジする春にしてみるのはいかがか。  (蔵)


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