見方変えれば全く違う
複数の視点でご安全に
2018.5.10
 文字が記された紙を上下逆さまにすると縦書きの「巣立」が「卒業」に、横書きの「おかえり」が「ただいま」へと変身する「アンビグラム」というものがある。ひとつの単語を2つ以上の意味で読めるように変形したもので、偶然見た動画で存在を知った。

 さらに動画では、地方競艇のポスターの「最強」の文字が「戦場」へと変身し、それぞれに適したキャッチコピーを付したもの、「努力」が「才能」に変わるものなどを紹介していた。方法によっては2つの言葉に同一、あるいは真逆の意味を持たせ、表現に幅を持たせることが可能だ。

 子ども達の想像力を高めるなどの理由から、これを美術の授業に取り入れる学校もある。余談だが、美術が苦手な自身にとっては、成績表にアヒルが泳ぐどころか煙突が立ちそうだ。

 また、アンビグラムは誰かから教えられないと認識できないという側面も持つが、それを伝えることが会話の糸口になるほか、変形して記した文字自体で興味を引くこともでき、商品をPRするときの強力な援軍になるだろう。

 さらに、もうひとつの要素となる「異なる視点から見る」こと。一般的ではない視点は「穿った」 「ひねくれた」の言葉とともにマイナスイメージで捉えられがちだが、ひとつの視点だけでは限界があることも事実。常に無事故で、安全な営業が求められる石油業界においては、アンビグラムだと言われずともそれを見分けられる、複数の視点が重要だと言えよう。      (蔵)


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価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

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