百花繚乱、道内の花達
愛でる心のゆとり必要
2018.5.15
 弊社の庭(自称)である北大植物園。歩道に面した場所の桜が満開になった。本道の四季の中で最も良いとされる季節の到来を告げるサインでもある。

 最近は肩身が狭いが、仕事の合間に向かい合ったベランダで紫煙をくゆらせ「庭」を眺めていると、若者や園外保育の子ども達、高齢者など老若男女問わず足を止めて眺め、スマホや携帯で写真に収める光景を見かける。

 また、取材の車中で聴いていたラジオで、花見の席取りをする男性へのインタビューを放送していた。若手社員がパワハラだとする傾向もあるが、この時期の風物詩であることに変わりはない。

 花見は今から1300年前の奈良時代、貴族が梅を見たことを起源に、奈良時代に桜が伝来したことで花見の対象になったとされる。

 桜が愛される理由は満開のみならず、花吹雪となって散る光景や地面に落ちた花びらまでもがきれいなこと、花の命の短さに儚さを感じることとだとされる。古くは和歌や短歌、現代では童謡や流行歌などのモチーフとして、数多くの名句や名曲となったことも身近な存在である証だと言える。

 本道ではツツジなどが同時に咲き「百花繚乱」を体感できること、江戸小唄の「梅は咲いたか桜はまだかいな」と逆の順番で咲くことが特徴だ。

 本道の桜は終盤に入ったが、これから様々な花が満開を迎える。開花スポットに出向く以外にも、身近な場所に咲く花達を愛でる「心のゆとり」を持ち、日々の疲れを癒してはどうか。  (蔵)


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