戯れも時には必要だが
周囲の視線を忘れるな
2018.7.25
 この間の連休最終日の昼下がり、札幌市内の主要道路で信号待ちをしていた2~3分のことだ。ふと目に入ったSSの光景が気にかかった。

 フィールドにいた若手のスタッフ3人。利用客がいない解放感からなのか、身体を動かしながら戯れていた。対向車線からその様子を見て、最初は「チームワークがいいんだろうな」と微笑ましく思ったが、洗車や車内清掃で提供するピンクやブルーのタオルを投げ合い、地面に落としていたのを見て別の思いがよぎった。

 まず、顧客に使ってもらう道具で遊ぶ行為への疑問。ピットに鎮座していたコーティングしたてと思われるミニバンへの再使用はないにせよ、あえてボティに傷をつける砂ぼこりを付着させる行為は回避すべき。サービスルームのガラスに姿を映し、タオルを振り回しながら球を投げる動作もしていたが、これも生地を傷める行為。

 もうひとつは、利用しようとした顧客が「邪魔をしてしまうのでは?」と思わせるほど戯れに没頭していたこと。自らが利用する立場なら、別のSSに車を向けてしまう。

 過去に取材しようと行ったSSでのこと。店内でスマホに夢中のスタッフに声を掛けたところ「邪魔しやがって」と言わんばかりの応対をされた。相手が利用客ならばどうなるかは自明だ。

 勤務時間である以上、待機中や休憩中であっても、意識のどこかに周囲からの視線があることを忘れずに、常に臨戦態勢に戻れるような心構えが必要であろう。  (蔵)


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