言葉が有する伝達の力
最低限の「礼節」は必携
2018.8.5
 過去に取材したセミナーで、幼少の頃にテレビで見ていて、現在はラジオでその声を耳にする女性フリーアナウンサーが進行をしていた。ミーハー心が少し(?)騒いでしまったが、開始前の注意事項を伝えるアナウンスを聞いて「言葉にここまで感情を込められるのか」と驚くと同時に尊敬の念を抱いた。

 最近では、公私を問わずに相手の時間を拘束することなく要件を伝えられるメールやLINEなどの利用も多くなっているようだが、とりわけビジネスシーンでは、言葉でのコミュニケーションが不可欠であることに変わりはない。

 LINEのほかにフェイスブックやインスタグラムなどSNSでのコミュニケーションが主体となっている若者が就職し、最初にぶつかる「壁」にもなっている電話はその最たるアイテムだ。

 携帯電話の普及で(マナーは別として)場所を問わずに通話することが可能になり、道端でよく見かけるのが見えない相手にお辞儀をする光景。

 これを揶揄する向きもあるが、声しか聞こえていないにもかかわらず相手の感情や空気、さらに、訓練でつくった「わざとらしさ」まで伝わる電話では、お辞儀をするほどに払う敬意も同様だろう。

 直接会って話をするコミュニケーションは、文字だけのそれに比べてさらに情報量が多くなり、ごまかしが効かなくなることは自明。一朝一夕で言葉に感情を込めることは不可能だとしても、最低限の礼節を携えて接することは誰にでもできるはずだ。  (蔵)


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