脚光浴びる契機は多様
潮流に乗る手法活用を
2018.7.30
 短い北海道の真夏が到来する7月は、冷たい麺類が恋しくなる季節。そのような中、ネットを中心に「そうめんを氷水につけて食卓に出すことの是非」が議論になっていた。

 地域性での差はなく、各家庭で食卓に出される方法が正しいと認識されているようで、専門家やメーカーが一様に「水につけると伸びるので、一口大に巻いてザルにのせて出すのが正しい」とコメントするなどして収束したようだ。最大の需要期を間近に、定番アイテムながら新たに脚光を浴びたことは紛れもない事実だ。

 札幌ではお酒のあとにパフェを食べる「締めパフェ」なる独自の文化が出現。他都府県から「締めはラーメン」などと指摘されそうだが、初期から取り扱いを始めた7店舗が発足した推進協議会が全国への普及を目指すとともに、テレビでも数多く取り上げられている。

 最近、「映える(ばえる)」という言葉をよく耳にする。若者を中心に流行するSNSのインスタグラムで見映えする写真を意味し、昨年の流行語大賞に選ばれた「インスタ映え」の略だ。インスタの波及力は、今や下手なCMを凌駕するほどの威力を持つまでになった。

 何を契機にムーブメントが起こるか見えない時代。ネットには、大手コンビニがコーヒーと同じ手法でビールを販売しようとし、批判も含めて話題になり過ぎ中止したという副作用もあるようだが、こうした時代のトレンドに乗った手法の活用は、一考の価値があるのではないだろうか。     (蔵)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

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