いつでも起こる想定外
日々の心の準備が肝要
2018.9.25
 最近「想定外」という言葉をあまり聞かなくなった。東日本大震災後には思いもよらぬ津波の高さから防潮堤などの整備はしていたものの予想外としてこの言葉が使われ、この反対の「想定内」もよく使われていた。

 聞かなくなったと思った矢先の胆振東部地震。東日本大震災の悲惨な情景を目の当たりにし、1993年の南西沖地震や2003年の十勝沖地震なども経験しているが、自身に実被害がなかったことからか他山の石のように思っていた節もある。約2日間電気が止まっただけなのに、その大変さがよく分かった。

 その間はコンセントのついた車から電源を引いてスマホなどの充電に充て、翌日は発電機を使って対応。夜になって音がご近所迷惑かと思い止めたら電気が付いた。ただ、車の電気は家庭用と電気の質・波が違うとかで一番気がかりだった冷蔵庫には使えなかった。

 今回の地震で墓地の墓石に被害が生じたところがある。札幌市の里塚霊園に行くと、倒壊や向きが変わっているものがあり、その傍で石材店と相談する姿も。

 想定外と言えば、あるSSで春先にタイヤがよく売れたそうだ。融雪期に舗装路面のひび割れに水が入り込み、凍結と解氷を繰り返して生じるポットホールが原因でタイヤがバーストし、交換のため多くの車が来店したのが理由とか。

 想定外のことが起こり得る可能性は常にある。時には予期せぬ商機につながることがあるかも。それに備えた日々の心の準備も肝要だ。    (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

04月30日付ヘッドライン

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■「まずは技術力磨け」 HNCが勝ち組SS応援セミナー
■基本方針への準拠求める 官公需で経産省が都道府県知事に要請
■LINEでショップカード 道エネチャレンジ西野3条SS
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