
「馬の目に前にニンジンをぶら下げる」という諺がある。好物を届くことのない視界の先に置いて、継続してやる気を喚起する意味だ。
馬と言えば、周回数を間違えた新人騎手が異なるタイミングでラストスパートをかけてしまうという珍事が起きた。馬の立場で考えてみれば、一度ゴールを目指して力を出し尽くしたにもかかわらず、間髪入れず2度も求められれば実力を発揮できないことは想像に難くない。
「馬車馬のように働く」という、人間の働き方を例える言葉。気性に難のある競馬馬と同様に視界を覆われて前方しか見えず、脇目も振らず一心不乱に働くという意味が正しいが、無理矢理働かされるという解釈が普及しているようだ。
馬の前にぶら下がるニンジンは、労働におけるインセンティブに例えられることも多い。前出の例に沿って記せば「ノルマや目標といったゴールに向かうモチベーションとして、届くことのない鼻先にぶら下げられたニンジンに向かい、馬車馬のように働き、競馬馬のように鞭打たれながら何度もゴールに走り続ける」といったところか。
ニンジンは時間が経てば水分を失ってしまい、美味しい部位を食べた残りであれば新鮮だとしても魅力に欠ける。また、馬にはその判断ができない可能性もあるが、多くの人間は違う。
この例え話を「ウチとは全く関係ない」と一笑に付されることを願いながら記したが、従業員満足度(ES)の向上に不可欠な視点であることは確かだ。 (蔵)
北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か
|
04月05日付掲載予定
■中東情勢の影響緩和へ 23機関で「連絡会議」設置 |
■業界に新たな仲間加わる 道内石油販売業者が入社式 |
■修復痕など見極め 6人が難関、トレーダー検定に挑む |
■荷卸し立会いを徹底 危険物事故防止へ消防庁が「実施要領」 |
■利益率向上に腐心 日の丸産業社真駒内SS |