そだねー精神の継承で
感動のバトン繋げよう
2018.12.15
 毎年12月1日に発表される新語・流行語大賞。今年はカーリング女子日本代表が3月の平昌五輪で休憩中におやつや果物を食べ、北海道銘菓が品切れを起こすセンセーションを巻き起こした「もぐもぐタイム」とともに一世を風靡した北海道弁の「そだねー」に決定した。

 標準語の「そうだね」に当たるこの言葉。同じ意味でも雰囲気を柔らかくする効果を持つ方言であったことや、そのチームワークの良さから(道産子の身びいきかもしれないが)道民の気質とされる温かさが垣間見えたことも広く受け入れられた理由だろう。

 日常生活では、相手の意図を汲み取った上で自分の意図を返す必要に迫られるシチュエーションが数多存在。接客であれば顧客の求める内容を理解し(それが理不尽であればあるほど)即座に返答することが求められ、その心理的な負担は察するに余りある。

 オリンピックでの競技中、次の戦略を練る中で用いていたこの言葉。自らのイメージとは異なる作戦でも、相手の考えを一旦は受け止め、それから自分の作戦を伝える場面があったと記憶している。そのワンクッションが全員で納得した「そだねー」につながったのではなかろうか。こうしたことは心理学的にも自分の意見を受け入れてもらうための有効な手法とされている。

 時間の経過とともに薄れていく、彼女達の試合で受けた感動の記憶。 「そだねー精神」での接客で、その感動をバトンタッチし続け、継承できるのではないか。  (蔵)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

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