本業にしっかりと軸足
「視点変更」も時に必要
2019.1.25
 箱根駅伝。新春の風物詩として定着しているこの大会は、1月2日と3日の2日間かけて東京と箱根を往復する関東大学学生陸上競技連盟主催の大学対抗駅伝。95回を数える今大会は東海大学が初優勝を遂げた。

 出雲駅伝や全日本大学駅伝と全国の大学が参加する大会もあるが、関東の大学だけの出場にもかかわらず人気は高く、今年は最高視聴率を更新した。

 今年の大会でニューヒーローが誕生した。札幌出身で現東海大学付属札幌高校卒業の東海大学3年生、小松陽平選手。復路8区で区間記録を更新して首位を奪取し、優勝に大きく貢献、最優秀選手賞と言われる金栗四三賞を受賞した。

 東海大学の現3年生には実力的に有名な選手が多く、黄金世代と言われている。その中にあって小松選手は目立った成績を残していなかった。

 事実、両角速監督の評価も「付属高校から努力で上がってきた選手」というものでしかなく、小松選手は箱根ほか3大駅伝にそれまで1度も出場していなかった。しかし、日々の努力が実り最優秀賞まで獲得する大活躍をした。

 今大会出場10人のうち3年生以下が8人もおり、同大が来年の優勝最有力候補となっているが、3年生の中には陸上の他種目でオリンピックを目指す選手がおり、練習方法が違うことから、来年の箱根には出場しないかもしれないと言われている。

 本業は変えず、他の種目を目指すというのは、厳しい経営環境にある業界にとっても見習うべきことではないか。  (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

04月30日付ヘッドライン

■「採算販売」最優先に 北石連・商理事会が総会提出議案承認
■「まずは技術力磨け」 HNCが勝ち組SS応援セミナー
■基本方針への準拠求める 官公需で経産省が都道府県知事に要請
■LINEでショップカード 道エネチャレンジ西野3条SS
■油販増大へ集客策次々 東日本宇佐美セルフ山の手通宮ノ丘SS