時とともに変遷続ける
流行歌と接客の共通項
2019.3.25
 平成の終わりに向けたカウントも残り少なくなったこの時期、あらゆる場面で30年以上にわたる歴史を振り返る機会が多くなる中で、時代の移り変わりを色濃く反映すると言われる歌謡曲の番組が放送されている。

 それまで単独で取り上げられることが少なかった平成のヒット曲だけをクローズアップしたものや、昭和の名曲に範囲を広げたものまで内容は様々。自身が青春時代に聴いていた曲が今の若者にとって「懐メロ」となってしまったことに衝撃を覚えると同時に「歌は世につれ、世は歌につれ」とはよく言ったものだと実感している。

 私見だが、平成のヒット曲は「使い捨て」と揶揄されることもあるほど発売のサイクルが短い中で、アーティストへの思い入れやプロデューサーがつくり出すリズムや世界観、タイアップによる話題性などでミリオンセラーになった曲を中心に、多くの人の心に響いた作品が多いのではないかと感じる。

 一方、昭和のヒット曲として紹介される最も古いものは終戦直後の発売から70年以上の時を経ており、平成のこうした状況から曲数の分母が多くなる中、愛され続けることの価値がさらに高まったのではないか。

 ヒット曲と同様、時代とともに変化しながら日々の生活に密接するもののひとつとして接客が上げられよう。最近では「利便性の提供に不便をつくる」という逆説的な手法もあるが、両者に共通して欠かせないのは「受け手に愛され続ける」ことではなかろうか。  (蔵)


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