北海道150年歌に思う
由緒ある歴史を紡ぐ意義
2019.5.25
 昨年度は、北海道の命名から150年の節目に当たり、道が中心となって様々な事業を展開。これに協賛した道内6つの放送局が、「私たちの道」というタイトルの歌をつくった。年度が変わったいまも、ローカル番組のエンディング曲として使われている。

その歌詞は、作成に向け広く一般からメッセージを募り、昭和を代表する名曲を生んだ道内出身の作詞家がフレーズをチョイスして仕上げたもの。この手法は、毎年8月に24時間以上連続して放送し、あらゆるイベントなどを通じて善意の募金を募るチャリティ番組のエンディングで歌われ続ける曲と同じだ。

 曲は、同じく道内出身で平成の名曲を世に送り出している作曲家が担当した。昭和と平成がコラボレーションしたものと言えよう。

 それを歌ったのは、こちらも道内出身の有名人。普段は歌を披露する機会が少ない俳優やスポーツ選手、お笑い芸人などに加え、J―POPや演歌、ロックといったジャンルの垣根を超えて本職の歌手も参加。ビブラートとこぶしの共演が味わいを深めているように感じた。

 こうしたハーモニーは歌に限ったものではなく、多くのスタッフ達や家族、親族などが力を結集して運営するすべての場所で常に奏でられている。

 この歌は「世界は私たちを待っている」という歌詞で結ばれている。そうした思いを胸に秘めつつ、道民がそれぞれの場所で頑張っていくことが、由緒ある歴史を紡ぐことになるのではなかろうか。  (蔵)


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5月6日(月)から5月12日(日)まで
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