
道内35市の石油製品納入価格は、その多くが価格改定を見送ったり据え置くなどしていることから、小幅な動きで推移していることが5日現在の本紙調査で明らかになった。
レギュラーガソリン35市平均価格は138円10銭で、前回調査からの上げ幅は32銭。灯油などもほぼ同様の上げ幅となっている。
=金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
道内35市の多くは、毎月20日過ぎに納入業者の申し入れや独自調査などで価格改定を判断、改定した場合、新価格を月初に遡るか翌月に繰り下げて適用している。こうしたことから、4月中旬以降、比較的安定した状況が続く5月下旬の市場動向を受けて14市が価格改定を見送るとともに、改定した市も半数以上が価格を据え置いた。
5日現在の本紙調査によるレギュラーガソリン35市平均価格は138円10銭。7市が値上げに動いたことで4カ月連続の上昇となったが、前回調査からの上げ幅は大幅に縮まって32銭。最も高かったのは、消費税込みで158円強となる紋別の147円ちょうど、一方で最も安かったのは芦別の127円70銭だった。
軽油もガソリンと同様に、35市平均価格は前回調査を36銭上回るだけにとどまって123円86銭だった。
■ 灯油・A重油
灯油は、改定見送り14市、未納入1市を除く20市のうち、8市が据え置く一方で12市が最大3円の値上げに動き、34市平均価格は前回調査を55銭上回って85円98銭。最も高かったのは根室(市街地)の94円、最も安かったのは旭川(大口)の68円20銭だった。
A重油も未納入3市を除く32市平均価格は、前回調査を53銭上回って86円23銭だった
北海道のガソリン価格予想
7月21日(月)から7月27日(日)まで
価格上昇
上昇のあと、徐々に下げ方向で
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