道内35市の石油製品納入平均価格は、軟化する市場動向を反映し、約5カ月ぶりに4油種いずれも値下がりしていることが今月2日現在の本紙調査で明らかになった。レギュラーガソリン35市平均価格は前回調査から4円33銭下がって133円77銭、灯油も小幅ながら41銭下がって平均85円57銭だった。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
道内各市場は、一部を除き大型連休後もしばらくは底堅い市況を維持していたが、元売仕切り価格の値下がりもあって徐々に軟化。多くが価格を見直す先月20日過ぎ、レギュラーガソリン看板価格は140円前後が大勢となっていた。
こうしたことから前回調査(6月5日現在)以降の価格改定を見送っている4市を除いた31市のうち30市が最大で8円の値下げに動き、35市平均価格は前回調査から4円33銭下がって133円77銭。約5カ月ぶりの値下がりとなった。
軽油もほぼ同様、改定見送り4市を除く31市すべてが値下げに動き、35市平均価格は4円38銭下がって119円48銭。
■ 灯油・A重油
灯油は、プライスリーダーであるコープさっぽろが価格を据え置いていることもあり、実勢の動きは小幅。改定見送り4市、未納入1市を除く30市のうち6市が値下げしたものの24市が据え置いたことで、34市平均価格は前回比41銭の小幅な値下がりにとどまり、85円57銭だった。
A重油は、改定見送り4市、未納入3市を除く28市のうち10市が最大で7円の値下げに動き、32市平均価格は1円20銭下がって85円03銭だった。
北海道のガソリン価格予想
4月29日(月)から5月5日(日)まで
価格下降
仕切り価格値下げのため
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