
石油情報センターがこのほど公表した平成30年度末(31年3月末)現在の「セルフSS出店状況」によると、スプリット型を含めた全国のセルフSS数は、前年度末から172カ所増えて1万カ所の大台に乗り1万100カ所、セルフ化率33・6%、本道は12カ所増えて529カ所、セルフ化率29・4%となった。
平成30年4月から31年3月までに、スプリット型を含めて全国では248カ所が新規参入、76カ所が撤退し、平成30年度末のセルフSS数は前年度末より172カ所増えて1万100カ所となった。下半期(30年10月から31年3月)に限れば155カ所が新規参入、43カ所が撤退し、112カ所の増となっている。
規制緩和によってセルフSSが解禁となった平成10年度以降、全国的には13年度から急速に増加し始め、14年度、18年度は年間の増加数が1000カ所を超すまでになったが、22年度からは伸びも鈍化。27年度からは増加数が200カ所を、29年度には100カ所をも割り込んでいたが、30年度は撤退数が減少したこともあって盛り返し、21年をかけて1万カ所の大台に乗せた。
本道の30年度末セルフSS数は、全国で最も多い愛知の620カ所に次ぐ529カ所となっており、前年度末と比べて12カ所増えている。
本道では11年度に、帯広と札幌に初めてセルフSSが誕生してから着実にその数を伸ばしてきたが、23年度と27年度には小幅ながら撤退が新規参入を上回るなど、全国と同様、近年はその伸びが鈍化してきている。
なお、全SS(31年3月末現在)に占めるセルフSSの割合(セルフ化率)は、分母となるSS数の減少などもあり、全国が前年度末比1・3ポイント増の33・6%、本道が1・0ポイント増の29・4%。
最も高かったのは、唯一50%を超した神奈川の50・6%、一方で最も低かったのは山梨の20・4%となっている。
北海道のガソリン価格予想
4月28日(月)から5月4日(日)まで
価格下降
値戻し後の下げ基調
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04月30日付ヘッドライン
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