7月入り後、元売仕切り価格が上げ下げを繰り返し、各市場の動きもガソリン、軽油の一部転嫁に限られたことから、道内35市の石油製品納入価格も小幅な動きであることが、今月6日現在の本紙調査で分かった。レギュラーガソリン35市平均価格は70銭上がって134円47銭、一方で灯油は13銭下がって85円44銭となっている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
元売仕切り価格は7月に入って週ごとに上げ下げを繰り返し、JXTGエネルギーの場合、月間の上げ幅は累計で50銭にとどまった。道内各市場も7月第1、第2週に仕切り上昇分を転嫁したものの、その後は値上げの動きもなく、市況は弱含みで推移した。
そうしたことでレギュラーガソリンは、前回調査(7月2日)以降の価格改定を見送っている11市を除く24市のうち17市が1円から3円までの幅で値上げ、3市が据え置き、4市が30銭から4円までの幅で値下げと対応が分かれたが、その動きは従前に比べ小幅。35市平均価格は134円47銭と、前回を70銭上回るだけにとどまった。
軽油もほぼ同様、14市が値上げ、各5市が据え置き、値下げし、35市平均価格は61銭上がって120円09銭だった。
■ 灯油・A重油
灯油は、実勢価格にそれほどの動きがなかったことから、価格改定見送り11市、未納入1市を除く23市のうち21市が価格を据え置いた。ただ、残る2市が値下げしたことから、34市平均価格は2カ月連続の値下がりとなり、13銭下がって85円44銭だった。
A重油も価格改定見送り、未納入を除く22市のうち各2市が値上げ、値下げに動いたが、18市が据え置いたことで32市平均価格は05銭上がって85円08銭だった。
北海道のガソリン価格予想
5月13日(月)から5月19日(日)まで
価格上昇
一部に値戻しの動き
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05月20日付掲載予定
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