「笑い」があふれるSS
スタッフの気持ち次第
2019.8.25
 バスの中からSSのサービスルームが見えた。時間は午後7時。暗闇が進む中、明かりの灯った店内には、元売の制服を着た従業員が身振り手振りで話す年配の人の話を聞き2人で大笑いをしている様子がくっきりと浮かび上がっていた。何を話していたかは想像するしかないが、そういう話ができる関係が素晴らしいと思える情景だった。

 「仕事は楽しく」。新人の頃、何も知らずに行った先で頭ごなしに叱られた。前任者の不注意が原因だったが、それを新人だからとかわそうとしたことにも問題があったようだ。後日、その相手を訪問しなくてはならなくなった。気分は最低。しかし、再度伺った時の相手はとても感じのいい人で、最初の時の怒りがどれほどだったかが分かるとともに、話の中で言われたのが「嫌でもどうせやらなくちゃいけないなら、楽しくやった方がいい」 。今もこの言葉は自身の中で生きているが、どうしても嫌で先延ばしにしてしまうこともある。

 以前、あるSSが来店客への約束として「返事は元気に」という看板を掲げた。顧客への対応ではあるが、大声であいさつする、機敏に動くということは自らの意識高揚にもつながる。そして快い気持ちは他の人にも拡散し、冒頭のような大笑いをする雰囲気もつくる。人の笑顔は他人をも幸福な気持ちにする。あの時何を話していたのか聞きたい気はするが、厳しい現状の中、多くの店で笑顔があふれるようになることを期待してやまない。   (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

04月30日付ヘッドライン

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