道内35市燃料油納入価格
28市がガソリン値下げ
2019.9.10
 道内主要市場は、盆商戦を境としてガソリンを中心に市況が軟化。それを受け道内35市の石油製品納入価格もガソリン、軽油については多くの市が値下げに動いたことが、今月2日現在の本紙調査で分かった。レギュラーガソリン35市平均価格は前回調査を2円78銭下回る131円69銭だった。     =金額は消費税抜き=

■ ガソリン・軽油

 前回調査(8月5・6日現在)以降、稚内など6市は価格の改定を見送っている。レギュラーガソリンについては、価格を改定した29市のうち美唄は据え置いたが、28市が1円から6円までの幅で値下げに動いた。

 多くの市が納入業者の申し入れや独自調査に基づき価格を改定する先月20日過ぎ、道内主要市場では、元売とコンビニとの提携による「5円割引き」レシートの発行などをきっかけに市況が軟化しており、それが反映されたかたちとなった。

 35市平均価格は、前回調査を2円78銭下回る131円69銭。最高値は稚内の141円だった。

 軽油もほぼ同様。未改定6市を除き、江別が据え置く一方で28市が値下げに動き、35市平均価格は前回調査から2円67銭下がって117円42銭となっている。

■ 灯油・A重油

 灯油は、プライスリーダーであるコープさっぽろが4月15日以降、価格を据え置いていることもあって動きは小幅。未改定6市と未納入1市を除く28市のうち1市が値上げ、2市が値下げする一方で25市が価格を据え置き、34市平均価格は前回調査をわずかに04銭下回る85円40銭。

 A重油は、未改定6市と未納入3市を除く26市のうち19市は据え置いたものの6市が値下げに動き、32市平均価格は前回調査を21銭下回る84円87銭となっている。 




北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

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