千葉でもブラックアウト
気になる移動電源のEV
2019.10.15
 ◎…消費税率の引き上げでSS店頭におけるガソリンなどの売れ行きはどうなっていくのか。その答えは今月末には明らかになるはず。増税直前の9月末には駆け込み需要が発生したSSが多かった、と特約店関係者は伝える。もちろんガソリンだけでなく軽油や灯油も例外ではない。そこで問題となるのは駆け込み給油、仮需要の反動、つまり販売減少にどう対応していくかだ。

 ◎…元売の集約によって需給環境が適正化されたことで安値業転玉は姿を消し、系列回帰が進んでいる。それによってガソリン市況はコスト連動型が定着しつつある。販売最前線であるSSの収支も改善に向かっている。 「増税前の駆け込み給油、仮需要の反動でガソリンなどの販売減少という一過性の現象に左右されることなく、足元のコストに連動した、採算意識を重視した商いが必要不可欠だ」と、増税後の今月の取り組み姿勢の重要性を認識する特約店、販売店関係者は多い。

 ◎…ところで昨年9月の北海道胆振東部地震で北海道内295万戸に及んだブラックアウトはまだまだ記憶に新しい。そして先月、台風15号によるブラックアウトが発生した千葉県。こうしたブラックアウトによって自家発電装置を設置していないSSは営業休止に追い込まれ、自家発電装置を設置しているSSには給油客が殺到した。ブラックアウトにも対応できる自家発電装置を設置するための補助や災害対応型SS網の整備が今後の行政課題となるのだろう。

 ◎…千葉県でのブラックアウトでは、自家発電装置がないため競輪選手が自転車で発電機を稼働させて計量機から来店客の車に給油する、という光景がテレビで放送され話題となった。また、電気自動車(EV) を非常電源として活用したケースもあった。災害対応のひとつとして、移動電源ともなるEVを活用するという意識が拡大することでEV比率がアップする流れになる。こうした事象は、ある意味でSS関係者にとり悩ましいものだ。


北海道のガソリン価格予想
2月16日(月)から2月22日(日)まで
価格上昇
元売仕切り価格が上昇

02月20日付ヘッドライン

■些細な「行き違い」が主 消費者センターへの灯油めぐる苦情等
■得意先に「幸運」届ける 稚内で灯油まつり公開抽選会
■「健全経営」など重点に 北見石協が通常総会で事業計画など決める
■洋上風力関連産業創出へ1500万円 北海道の新年度予算案
■油外拡販へ積極的取り組み ナラサキ石油発寒SS