次第に定着 「満タン」運動
台風前には給油ラッシュ
2019.10.25
 ◎…SS、元売の精販一体となった「満タン&灯油プラス1缶」運動が全国展開されている。昨年9月の北海道胆振東部地震、そして今年になって関東圏を襲った台風15号、19号など、全国各地で起こる災害によってガソリンの満タン意識は次第に給油客に浸透しつつあるようだ。



 ◎…満タン運動は給油客にとって、節約対策にもなっているという。仮に原油続騰、ガソリン価格上昇というニュースが流れれば、価格に敏感な消費者は満タンで防衛する意識が強い。ある特約店関係者は、最近の店頭給油形態が変わりつつあると見ている。 「一般的にガソリンが高値基調になると買い控え、いわゆる節約給油という現象が多く発生するが、昨年の胆振東部地震によるブラックアウト、今年の台風15号、19号を機に、少量でもガソリンを満タンにしようとするケースが増えている」という。さらに「台風19号が襲来する前日には、ガソリン満タンの来店客が多く、消費税増税前夜の駆け込み給油を思わせるような給油ラッシュとなったところもあった」と話すのは関東圏の特約店関係者だ。


 ◎…この特約店関係者はさらに「依然として中東産油国の情勢が不安定ということもあり、ガソリン価格の先行きに敏感な給油客が少なくない。仮に仕切り高局面になれば、ガソリンが値上がりする前に少しでも満タンにするというケースがさらに顕著になるだろう」と消費者心理を分析する


 ◎…自家発電装置を設置して、停電時の給油体制を万全にする、というのが業界関係者の共通認識のひとつ。これに加えて地域の避難拠点的な店づくりも必要になっている、といった声も聞かれているが、一方で「災害によってブラックアウトということになれば、移動電源として活用できる電気自動車(EV) の普及が一段と加速するのではないか」と指摘する業界関係者もいる。


北海道のガソリン価格予想
2月16日(月)から2月22日(日)まで
価格上昇
元売仕切り価格が上昇

02月20日付ヘッドライン

■些細な「行き違い」が主 消費者センターへの灯油めぐる苦情等
■得意先に「幸運」届ける 稚内で灯油まつり公開抽選会
■「健全経営」など重点に 北見石協が通常総会で事業計画など決める
■洋上風力関連産業創出へ1500万円 北海道の新年度予算案
■油外拡販へ積極的取り組み ナラサキ石油発寒SS