
◎…来月の師走商戦を前に特約店関係者は緊張感を強めている。 「元売会社の仕切り事後調整が撤廃された今、コスト転嫁という言葉を忘れてはならない」 「コスト上昇場面では自力で店頭値を上げて適正利潤を確保するのが商いの基本。師走商戦では特約店、販売店にとって商い力が試される局面だ」と話す関係者が多い。
◎…「師走商戦本番を前に、今月末まで販売最前線のSS店長、スタッフとの意見交換を行うとともに、師走商戦での取り組み姿勢を把握したい」と語るのは、ある特約店社長だ。そして「本社内での店長会議は必要だが、トップ自ら販売最前線のSSに赴き、店長やスタッフと膝を交えて個々のSSの商圏を把握し、各人の師走商戦での目標などを直に聴くことに意味がある」とも強調する。
◎…師走商戦に欠かせないのは人手確保。人手不足の解消が近年の共通課題だが、アルバイトの戦力化で乗り切るケースが増えている。 長期アルバイトを系列元売の研修会やタイヤメーカーの技術研修会などに参加させてスキルアップを図るなど、アルバイトの戦力化を目指す動きも増えている。人手不足が深刻化する中で人材確保、アルバイトの戦力化ができるかどうかが師走商戦の行方を左右することにもなりそうだ。
◎…先頃、年末の風物詩のひとつにもなっている流行語大賞の候補が発表された。来月には大賞が決まるが、ラグビーワールドカップでの日本代表の「ワンチーム」が大賞有力だという。石油業界でも元売会社と系列特約店が一体になったワンチームで師走商戦での収益向上にトライしたいと意気込む業界関係者も少なくない。今年は大規模自然災害が日本列島各地で発生した。そのたびにSSは地域の重要拠点として認識されている。そうしたSS業界にとって、師走商戦で収益向上をはたせるかどうかが大きな課題になるだろう。
北海道のガソリン価格予想
5月18日(月)から5月24日(日)まで
価格上昇
値戻し進むか
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05月20日付ヘッドライン
■「難局」乗り切りへ総力 採算経営の徹底前面に 9石協の通常総会始まる |
■道標「懸念される第3次石油危機の影響」 |
■洋上風力発電でシンポジウム 製造拠点化の可能性探る |
■成長事業の創出等設定 出光興産が26~30年度新中計策定 |
■減収増益、純利2587億円 ENEOSホールディングス2025年度連結決算 |