
11月の比較的安定した市況を背景に、道北、道東圏を中心とした16市が11月11日現在の前回本紙調査以降、価格の改定を見送っていることが今月4日現在の本紙調査で明らかになった。ただ、レギュラーガソリンや軽油については道央、道南圏各市が11月初旬の値戻しを反映。レギュラーガソリンの35市平均価格は2カ月ぶりに前回調査を75銭上回って134円40銭となっている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
道内35市の多くは、毎月20日過ぎに納入業者からの申し入れや独自調査に基づき価格を改定。新価格を月初に遡るか翌月1日に繰り上げ適用しているが、11月初旬以降は市場価格の変動が比較的小さく、道北、道東圏を中心に16市が本紙前回調査以降の価格改定を見送っている。
ただ、道央、道南圏を中心とした14市が11月初旬の値戻しを反映させるなどしたことから、レギュラーガソリン35市平均価格は、前回調査を2カ月ぶりに75銭上回る134円40銭となった。最高値は前回と同様、消費税込みで158円強となる稚内の144円。
軽油もほぼ同様の状況だが、値下げがレギュラーガソリンより1市少なく、35市平均価格は前回調査を82銭上回る120円57銭となっている。
■ 灯油・A重油
灯油は、11月に入ってからも市場価格に大きな変動がなく、何らかの改定を行った19市のうち3市が値上げ、1市が値下げに動く一方、15市が価格を据え置いたことなどから、未納入1市を除く34市平均価格は前回調査を06銭下回る83円80銭。最高値は根室(郊外地)の92円、最安値は札幌の61円40銭だった。
A重油は7市が値上げに動き、未納入1市を除く34市平均価格は、前回調査を58銭上回る83円35銭となっている。
北海道のガソリン価格予想
11月24日(月)から11月30日(日)まで
価格上昇
下げ過ぎ是正の動きも
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11月30日付ヘッドライン
■行政等の後押し重要 SS過疎対策で方針案 道経産局 |
■暫定税率廃止も俎上に 滝川消費者協会と空知石協が懇談会 |
■受注目標3534kl余 岩見沢エネルギー協組が通常総会 |
■青柳氏晴れの受賞 帯広市産業経済功労者表彰表彰式 |
■特集「業界展望」 |