「割れ窓」では進歩なし
基本の徹底こそが大事
2020.1.30
 朝の通勤時のことだが、バスの前をホイールローダー除雪車が走っている。通勤時のバスレーン走行は違反であり、左折する様子もない。少し行くと信号待ちで停車した。その除雪車が1番前。すると左側から右折のためパトカーが交差点に進入してきた。明らかに気付いたはずだが、直進車を行き過ごしたあとで何もなかったかのように右折していった。この時「割れ窓だな、だから一般車両によるバスレーンの渋滞はなくならないはずだ」と思った。

「割れ窓理論」。軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論で、アメリカの犯罪学者が考察した。「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、他の窓もまもなくすべて壊される」との考え方からこの名がついた。

 これは日常でも当てはまることではなかろうか。例えば従業員の接客。一連の流れでは問題ないが、中の1カ所だけ不適切な点があったとする。注意したいが「お客さんも気にしていなかったし、あえて注意したら場の雰囲気も悪くなる…」と不問にすることがあるはず。ただ、その見逃しが次回の「まぁ、いいか」につながり、最終的にはそれが当たり前になってしまう恐れが双方にある。子年は新しいことにチャレンジするのに適した年と言われるが、チャレンジではなく、小さいことも見逃さず基本に適切に対処するという年があってもいい。    (祐)


北海道のガソリン価格予想
8月3日(月)から8月9日(日)まで
価格上昇
値戻しからの下げも

08月05日付掲載予定

■問われるBCPの策定 事業継続リスクが増大
■供給構造強靭化に着手 総合資源エネルギー調査会小委員会にWG
■最新の環境技術が結集 環境広場さっぽろ開く
■「最賃引き上げ必要」 労使代表が意向表明 道最賃審
■ガソリンなど伸びず5カ月連続前年割れ 6月の国内燃料油販売