
灯油の本格需要期も後半を迎える中で、北海道立消費生活センターや札幌市消費者センターには今シーズンも、少ないながら灯油への苦情や相談が寄せられている。例年なら半数近くを占める価格への苦情はほとんどないが、配送の際の「量」に対する疑念などはこれまでと同様。小口配送をめぐっての「行き違い」や断られたことへの憤りも見られる。
灯油の本格需要期に入った昨年10月以降、今年1月末までに寄せられた灯油にかかわる苦情や相談は北海道立消費生活センター、札幌市消費者センターともに1桁。例年に比べ少ない状況を担当者は「暖冬だからか」と分析して見せるが、看過できないものも決して少なくはない。
これまで半数近くを占めてきた価格への苦情などは「原油価格が下がっているのに小売価格が下がらないのはなぜ」といった問い合わせが寄せられている程度。昨シーズンとは逆にじり高で推移する中で「意外と言えば意外」と担当者も首をひねるが、今シーズンはほとんどないのが実情だ。
一方で、配送をめぐるものが増えており、中には「給油の際、立ち会って量を確認したにもかかわらず、請求書の数字はそれと違った。業者に間違いを指摘したら、コンピュータに手入力しているので間違った、ということだが、立ち会っていなかったら間違いに気付かないところだった」というものがある。
また、90㍑タンクへの配送を断られた、請求単価が150円近くになっていた、などといった小口配送をめぐっての「行き違い」や、是非は別にするとして「ローリー運転手の接客態度がなっていない」といった苦情が出ており、こうしたもののほか「支払いはクレジットカードだけだと言われた」というキャッシュレス決済への不安や「給油量が絶対に少ないような気がする」といった疑念もあった。
なお、これら灯油への苦情などに合わせ、本人確認の義務化など規制が強化されたガソリンの容器詰め替え販売にかかわり「セルフSSでは対応してくれなかった」との不満が出されている。
北海道のガソリン価格予想
3月9日(月)から3月15日(日)まで
価格上昇
仕切り価格上昇分を転嫁か
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03月10日付ヘッドライン
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