灯油配送に苦情集中
「請求が給油量と違う」
2020.2.29
 灯油の本格需要期も後半を迎える中で、北海道立消費生活センターや札幌市消費者センターには今シーズンも、少ないながら灯油への苦情や相談が寄せられている。例年なら半数近くを占める価格への苦情はほとんどないが、配送の際の「量」に対する疑念などはこれまでと同様。小口配送をめぐっての「行き違い」や断られたことへの憤りも見られる。

 灯油の本格需要期に入った昨年10月以降、今年1月末までに寄せられた灯油にかかわる苦情や相談は北海道立消費生活センター、札幌市消費者センターともに1桁。例年に比べ少ない状況を担当者は「暖冬だからか」と分析して見せるが、看過できないものも決して少なくはない。

 これまで半数近くを占めてきた価格への苦情などは「原油価格が下がっているのに小売価格が下がらないのはなぜ」といった問い合わせが寄せられている程度。昨シーズンとは逆にじり高で推移する中で「意外と言えば意外」と担当者も首をひねるが、今シーズンはほとんどないのが実情だ。

 一方で、配送をめぐるものが増えており、中には「給油の際、立ち会って量を確認したにもかかわらず、請求書の数字はそれと違った。業者に間違いを指摘したら、コンピュータに手入力しているので間違った、ということだが、立ち会っていなかったら間違いに気付かないところだった」というものがある。

 また、90㍑タンクへの配送を断られた、請求単価が150円近くになっていた、などといった小口配送をめぐっての「行き違い」や、是非は別にするとして「ローリー運転手の接客態度がなっていない」といった苦情が出ており、こうしたもののほか「支払いはクレジットカードだけだと言われた」というキャッシュレス決済への不安や「給油量が絶対に少ないような気がする」といった疑念もあった。

 なお、これら灯油への苦情などに合わせ、本人確認の義務化など規制が強化されたガソリンの容器詰め替え販売にかかわり「セルフSSでは対応してくれなかった」との不満が出されている。


北海道のガソリン価格予想
6月1日(月)から6月7日(日)まで
価格上昇
仕切り上昇分転嫁、底上げへ

06月05日付ヘッドライン

■危険物施設事故は依然高水準 昨年も全国で709件発生
■事故防止へ安全意識啓発 北危連が通常総会開く
■今年も10月を強化月間に 不正軽油防止対策協議会
■3カ月連続前年割れ ナフサの大幅減響く 4月の国内燃料油販売
■増販へ顧客の固定化推進 道エネチャレンジ石狩街道