道内主要市場では2月初旬に3円程度の値戻しに動いたが、以降、元売仕切り価格の続落とともに市況は軟化。それを受け道内35市の石油製品納入価格も、自燃油についてはほぼすべてで値下げしていたことが今月5日現在の本紙調査で分かった。レギュラーガソリン35市平均価格は、前回調査を4円28銭下回る133円85銭だった。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
2月6日現在の前回調査以降、帯広は価格の改定を見送っているが、レギュラーガソリンについては残る34市すべてが2円から7円までの幅で値下げに動いた。
道内主要市場では、2月初旬に3円程度の値戻しが進んだが、以降、元売仕切り価格の値下げが続いたことなどから市況はじり安に。多くの市が価格の改定を検討する20日頃には、札幌を中心とする道央圏で4円前後の下落が見られ、それが反映された形となった。
35市平均価格は、前回調査を4円28銭下回る133円85銭で、4カ月ぶりとなる値下がり。最高値は稚内、釧路の143円だった。
軽油は、ガソリンより1円ほど下げ幅を広げる市が目立ち、35市平均価格は5カ月ぶりに前回調査を4円29銭下回って120円08銭だった。
■ 灯油・A重油
灯油は、プライスリーダーのコープさっぽろが2月17日給油分から4円の値下げに踏み切ったことで、23市はそうした動きを反映したものの、6市が値上げ、4市が据え置きと、やや対応にバラツキも見られた。未納入1市を除く34市平均価格は、3カ月ぶりに前回調査を1円99銭下回って85円33銭だった。
A重油もほぼ同様、26市が値下げに動き、未納入1市を除く34市平均価格は、4カ月ぶりに前回調査を2円30銭下回って83円96銭。
北海道のガソリン価格予想
4月22日(月)から4月28日(日)まで
変わらず
仕切りにより、値上げも
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