あいさつは社会の潤滑油
意外だが犯罪抑止効果も
2020.3.25
 10年以上も前の話だが、地元の小学校の玄関脇に「寒い朝 元気なあいさつ あったまる」という看板が立っていた。作者の学年と氏名もあった。あいさつ運動か何かの一環で児童から募集したものだと思うが、書かれている言葉の光景がまざまざと思い描ける秀作だと思った。白い息を吐きながら元気に登校する児童が友達や先生と交わすあいさつ。その日1日の元気の素になるような光景ではないだろうか。
 あいさつ運動は、地域コミュニケーションの活性化を図り、豊かな人間関係と住みよい生活環境を築くため、子どもはもとより、地域の大人が率先して出会った人に声をかける運動で、声掛けによって犯罪企図者も犯罪をためらう犯罪抑止効果があるとも言われている。

 SSでもあいさつは重要な役割を果たす。テキパキとした「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」などは来店客の好感を呼ぶものであり、逆に真摯でないあいさつは反感を買う。あるSSではセルフにもかかわらず、あいさつだけでなく誘導などもしている。セルフだと思って入ったのに誘導までしてもらうと、何か得をした感じがする。人間の心理なんて、かほどに単純なものだと思うし、だからこそ欠かせないものなのだろう。

 ただ、同じあいさつでも「俺のところにあいさつもない」といったものもある。何度か聞いたことのある言葉だが、自分の立場を利用して相手にあいさつを強要するような輩はごめん被りたいもの。   (祐)


北海道のガソリン価格予想
4月15日(月)から4月21日(日)まで
価格上昇
値戻し後に値下げも

04月15日付ヘッドライン

■浮沈をかけ「春商戦」 油外増販で油販穴埋め
■昨年も自主廃業375件 人材難主因 中央会調査
■過去10年で最少 27件 札幌での危険物施設等事故
■災害対応能力強化事業 石油協会が補助申請受付け
■成約率など前年上回る USSの2023年度中古車オークション