SSシェア下降5.5%に
42工場で7万1984台
2020.3.30
 道内指定工場が昨年1年間に取り扱った車検(新車、検査場への持ち込みを除く)130万4043台のうち、SSでの取り扱いは5・5%、7万1984台。台数で前年を上回ったもののシェアをわずかながら落としていたことが北海道運輸局のまとめで明らかになった。

 道運輸局がまとめた令和元年運輸支局・業態別適合証交付状況(左表参照)によると、道内の指定工場1796カ所(昨年12月末現在)が昨年1月から12月までに取り扱った車検は130万4043台。指定工場が9カ所減ったものの、前年を3万376台上回った。

 業態別では、カーディーラーが52・0%の67万7509台、専業整備工場が39・0%の50万8988台で、ともに台数を伸ばしながらシェアで前年比微増、微減と明暗を分けたものの、この両者で90%強を占めるのはこれまでと同じ。

 このほかSSが7万1984台と、台数を伸ばしながらシェアをわずかに落とし5・5%、自家整備工場が1万2058台、0・9%と台数、シェアともに落とす一方で自動車用部用品店が3万3504台、2・6%と台数、シェアともに伸ばした。

 SSは指定工場数がディーラーや専業工場に比べて圧倒的に少ないながら、平成21年以降はシェアで6%強を確保してきたが、28年に6%を割り込んでからは漸減傾向で推移している。ただ、1工場当たりの取り扱い台数はディーラーの828台、専業工場の587台を大きく引き離す1714台となっており、SS車検の高い稼働率はそのまま維持している。


北海道のガソリン価格予想
4月22日(月)から4月28日(日)まで
変わらず
仕切りにより、値上げも

04月25日付ヘッドライン

■膨らむ期待GW商戦 一気呵成の「挽回」期す
■「失敗は有効解導く手段」 札危協保安研修会で三田薫氏講演
■石販業者への配慮明記 官公需「基本方針」が閣議決定
■保有率77.6%、小幅減少 自工会が乗用車市場動向調査
■好調油販さらなる拡販に照準 フルの強み生かし道エネ環状通SS