道内35市燃料油納入価格
全油種 大幅値下がり
2020.5.15
 比較的安定した市況を形成していた道内主要市場だが、OPECプラスの協調減産協議決裂で原油価格が急落したのを機に、ここしばらくは仕切りを上回る値下げが続いている。そうした状況を受け、道内35市の石油製品納入価格も2カ月連続で大幅に値下がりしていることが今月7日現在の本紙調査で分かった。

■ ガソリン・軽油

先月20日頃から札幌圏を中心に市況の是正が進んだが、元売仕切り価格の下落もあり、翌週早々にはレギュラーガソリン看板で100円を切るSSが見られるようになるなど、製品価格は一気に下げ足を強めた。

 そうした状況を受けて2円から24円までと下げ幅にバラツキはあるものの、価格を据え置いた滝川を除く34市が、前回4月6日調査以降も値下げに動き、レギュラーガソリン35市平均価格は前回を11円76銭下回る110円56銭(消費税抜き、以下同)に下落。価格が下落局面へと移った3月4日調査以降、累計で27円57銭にもなる大幅な値下がりとなっている。

 軽油もほぼ同様、34市が最大で26円の値下げに動き、35市平均価格は前回を12円01銭下回って100円を割り込み96円88銭となった。

■ 灯油・A重油

 灯油は、プライスリーダーであるコープさっぽろが4月6日に8円、20日にも5円値下げしたことなどから、未納入1市を除く34市すべてが最大で25円を超す値下げに動き、平均価格は前回を10円60銭下回る67円53銭となった。最高値83円に対し札幌(清田区)では30円台も出ている。

 A重油も、未納入3市を除く32市すべて値下げに動いたが、下げ幅は灯油よりも低く、平均価格は前回を7円29銭下回る67円15銭となった。


北海道のガソリン価格予想
2月16日(月)から2月22日(日)まで
価格上昇
元売仕切り価格が上昇

02月20日付ヘッドライン

■些細な「行き違い」が主 消費者センターへの灯油めぐる苦情等
■得意先に「幸運」届ける 稚内で灯油まつり公開抽選会
■「健全経営」など重点に 北見石協が通常総会で事業計画など決める
■洋上風力関連産業創出へ1500万円 北海道の新年度予算案
■油外拡販へ積極的取り組み ナラサキ石油発寒SS