
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が25日までに全面解除となり、第2、第3波を警戒しながらも、落ち込んだ社会経済活動の回復に軸足が移った。道内石油業界にも期待と不安とが錯綜する中で「通常」を取り戻す動きが徐々に出始めている。
緊急事態宣言の解除に当たり、本道は国の基準を満たさず、諮問会議の専門家から「疫学的に厳しい」との指摘もあったが、感染経路不明者の割合が低いことや病床の確保など医療体制が十分に確保されていることなどから、政治判断での解除となった。ともあれ2月28日の道独自の緊急事態宣言から約2カ月にもなる長いトンネルから抜け出たことになる。
この間、外出自粛や企業活動の縮小などで道内各SSは油販、油外を問わず大幅な減販を強いられ、キャンペーンなど打開の道も閉ざされて塗炭の苦しみを味わった。
今も感染の拡大が続く札幌圏のSS所長は「一気に客足が戻るとは考えにくい」と話すが、苦境の中で温めてきた「次への一手」が心を躍らせるよう。顧客の反応を見ながら、としつつも積極的な営業展開を示唆する。
段階的な規制の緩和で間違いなく人の移動は幅を広げ、燃料油の需要も増えていく。もちろん感染予防には、これまでと変わらない注意が不可欠となるが、収束に向けた一条の光は、業界の「あした」をも照らす。
前出のSS所長は「新型コロナウイルス前の通常を取り戻す取り組みが大切だと思う。それを心に留め頑張りたい」とも話した。
北海道のガソリン価格予想
12月22日(月)から12月28日(日)まで
価格下降
下げ傾向続く
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