
原油価格の上昇を背景として道内主要市場では5月中旬から段階的な市況の是正が進み、札幌圏のレギュラーガソリン看板価格は累計で16円ほど持ち上がったが、ガソリン、軽油の納入価格改定における35市の対応にはバラツキのあることが4日現在の本紙調査で明らかになった。一方で灯油は、コープさっぽろの値下げに販売業者の多くが追随したことで30市が納入価格を引き下げている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
道内35市の多くは、原則として毎月20日過ぎに納入業者からの申し入れや独自の調査に基づき納入価格を改定、新価格を月初に遡及するなどして適用しており、各市場の値上げが反映されると見られていたが、是正とその後の軟化の微妙なタイミングのずれが対応のバラツキを呼んだよう。同一圏域でも値上げと値下げとが混在する。
レギュラーガソリンの35市平均価格は、帯広など4市が価格を据え置くとともに函館や旭川など14市が最大で8円の値下げに動く一方、江別や室蘭、網走など17市が最大で10円の値上げに動いたことで、前回5月4日調査を1円32銭上回る111円88銭。最高値は稚内の122円、最安値は芦別の99円20銭だった。
軽油もほぼ同様、18市が最大で10円の値上げに動いたことから、35市平均価格は前回調査を1円23銭上回る98円11銭となっている。
■ 灯油・A重油
一方で灯油は、プライスリーダーであるコープさっぽろが5月18日給油分から全道一律で5円の値下げに踏み切り、多くの販売業者がそれに追随したことから、未納入1市を除く34市のうち30市が最大で10円の値下げに動き、34市平均価格は前回調査を4円79銭下回る62円74銭となった。3月から4カ月連続で値下がりし、その間の下げ幅は累計で24円を超す。
A重油もほぼ同様、未納入2市を除く33市のうち25市が値下げに動くなど、33市平均価格は前回調査を4円05銭下回る63円10銭となった。
北海道のガソリン価格予想
5月18日(月)から5月24日(日)まで
価格上昇
値戻し進むか
|
05月25日付ヘッドライン
■降雪が押し上げ535億円余 令和7年度軽油引取税課税額 |
■脱炭素社会への道筋探る 苫小牧でゼロカーボン講演会 |
■商取引阻害要因を排除 函館石協通常総会 |
■事業計画にカスハラへの対応も 上川北部石協通常総会 |
■ドラスル中心に油外が好調維持 道エネチャレンジ西野3条 |